ルアスタ工房vol.5
皆様こんにちは!
アフター・カスタムマイスターの石山です!
今回は、23ヴァンキッシュの
オーバーホール!!
というかオイルチューン!
どこをチューニングするのかというと!
全部!
すでにノブやラインローラーなんかはチューンされてますが、気にせず行きましょう!!
今回求める性能は、
感度!
感度!!
感度!!!
なので、極力ノイズを少なくしつつも、
軽巻き系の巻き心地を目指します。
※今回、殆どのベアリングにオイルを使用しますが、
本来はグリスを入れるべき箇所なので、
誤解の無いようお願い致します。
まずは、パパっと出来るハンドルから!
ノブの分解方法や、調整方法は前回のルアスタ工房で
詳しく説明しているので、こちらのリンクを参照ください。
で、全部ばらばらにして、しっかり脱脂します。
今回は、ノイズを出さないギリギリの軽さを目指すので、
グリッチオイルの中粘度オイル「ロサ」を使用。
使用する量はベアリング一個に対して半滴程。
シャフトやシム類の表面にも薄くなじませます。
ノブの内側も綿棒を使って薄くなじませます。
そこまでやったら、あとは組み上げて
回転にガタやノイズ、抵抗がないか確認!
満足いくまで調整して下さい!
満足出来たら、ハンドルは終了!
続いては、スプール周りです!
スプール分解時の注意点や手順はコチラ
バラバラにしたら、ハンドル同様、脱脂して下さい。
ドラググリスですが、エステルの細糸を使用する為、
今回はMTCWさんの「DG-02」を使用します。
シマノ純正グリスと、MTCWのDG-01と迷ったのですが、
7ft超のアジングロッドに合わせるし、竿のテーパーに対して…
…長くなりそうなのでやめましょう。
ドラグパッドにはこんな感じでぬりぬりします。
たっぷり付けて頂いて大丈夫です。
フェルトに塗り込んで、余った分はスプール側に薄くぬりぬり
ドラグパッドを上から挟んでる金属パーツにも
薄くぬりぬりして下さい。
そこまで出来たら、続いてベアリングに…
グリスか、オイルか……
選ばれたのはオイルでした。
これはグリッチオイルの超高粘度オイル「EVO-500」
通称はちみつ
グリスと比べてベアリングのボール一個一個に
まとわりつくようなフィーリング…
………好き。
おっと、変態が出てきましたね。
そんな変態は放っておいて、組み上げましょう。
すると残るは、ローター周りとボディだけ!
長くなるので、今回はこの辺で!
次回はメインシャフト・ローター周りのチューニング
更新をお楽しみに!
※リールのカスタム・分解は自己責任でお願い致します。
余談ですが、
ドラグノブ、全部一緒だろ?
と思ってるそこのアナタ。
私もかつてはそうでした。
バラしてみるとこんなにもパーツが。
特にこのバネ。
このバネでドラグの性能が…
これ以上は、書いたら怒られそうなのでやめておきます。
どうしても知りたい方は、こちらのイベントで詳しく解説します。
9/16(月・祝)13時~
当店アフター-カスタムマイスターによる
「オーバーホール実演会」
開催致します!
13時からは、岡井マイスターによる
メタニウムのオーバーホール実演会!
私は15時から今回のブログでチューニング真っ最中の
ヴァンキッシュのオーバーホール実演会を行います。
勿論、開始前に触り比べて頂いても結構です!
参加費は無料となっておりますので
お時間に余裕のある方は、是非ご参加ください!
岡井マイスターと私で、それぞれ50~90分程を目安に
たっぷりとお客様のご質問にお答えしながら
オーバーホールの実演を行う予定です!
また、近くで作業をご覧いただく為にも、
先着10名様のみの受付となります。
事前のご予約が必要です!
お電話でも予約を承れますので、参加をご希望のお客様は
当店までお気軽にお問い合わせ下さい!
【ポイントアフターカスタムマイスター2024】
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