ルアスタ工房vol.6
皆様こんにちは!
アフター・カスタムマイスターの石山です!
今回も前回に引き続き、23ヴァンキッシュの
オイルチューン!
前回、ハンドル、スプールをチューニングしたので、
今回はシャフト、ローター周り!
※今回も、殆どのベアリングにオイルを使用しますが、
本来はグリスを入れるべき箇所なので、
誤解の無いようお願い致します。
まずは、シャフトのスプール受けから分解します。
一番手前の黒いワッシャー(スプール調整ワッシャー)を外すと
小さい六角の穴が見えるので、
適合サイズのレンチで外して下さい。
全部ばらばらにするとこんな感じで
ベアリングが出てきます。
小さいネジは無くしやすいので、
こんな風に工具の先端につけっぱなしにすると良いですよ。
シャフトのベアリングは、洗浄した後
前回のスプールベアリングと同様に
グリッチオイルの超高粘度オイル「EVO-500」を使用します。
何事もバランスが大事です。
ここまで出来たら、続いてローターを分解していきます。
ローター部分は、まずセンターナットから。
ナットの中にベアリングが入っているので、
洗浄して下さい。
このベアリングはローターの回転に影響するので、
低粘度で行きたいところですが、
異音が発生しやすい箇所でもあるので、
グリッチオイルのタンブルウィードを使用します。
内側の金色のスペーサーには垂らさないようにご注意。
続いては、ラインローラー
私はクリアブルーのラインローラーに変更しています。
・超々ジュラルミン素材で高感度
・ベアリング2点保持でブレが少ない
・分解できるのでメンテしやすい
・カッコいい
等のメリットがあるので、
交換してみるのもオススメです。
コチラにもタンブルウィードを使用します。
詳しい分解方法などはコチラのブログで解説してます。
最後はベール、アームカム周り
こちらはチューニングというよりも、ベール下がりや、
摩耗によるたわみ防止のメンテナンスです。
使用するのは、耐水性に優れた
SLPWのメンテナンスグリス。
たっぷり塗って、はみ出た分は
後でふき取ってください。
今回はここまで!
次回は、いよいよボディ周りのチューニング
ヴァンキッシュオイルチューン最終回
更新をお楽しみに!
※リールのカスタム・分解は自己責任でお願い致します。
さらに詳しい分解、洗浄方法やオイルの使用量等は
こちらのイベントで詳しく解説します。
9/16(月・祝)13時~
当店アフター-カスタムマイスターによる
「オーバーホール実演会」
開催致します!
参加費は無料です!
13時からは、岡井マイスターによる
メタニウムのオーバーホール実演会!
私は15時から今回のブログでチューニング真っ最中の
ヴァンキッシュのオーバーホール実演会を行います。
勿論、開始前に触り比べて頂いても結構です!
参加費は無料となっておりますので
お時間に余裕のある方は、是非ご参加ください!
岡井マイスターと私で、それぞれ50~90分程を目安に
たっぷりとお客様のご質問にお答えしながら
オーバーホールの実演を行う予定です!
また、近くで作業をご覧いただく為にも、
先着10名様のみの受付となります。
事前のご予約が必要です!
お電話でも予約を承れますので、参加をご希望のお客様は
当店までお気軽にお問い合わせ下さい!
【ポイントアフターカスタムマイスター2024】